国連のインターナショナルスクールからムサシインターナショナルスクールトウキョウの校長に就任したエドワード氏インタビュー

本校では、生徒一人一人にじっくりその子の強み、性格、弱みを含めて将来を考えていきます。
スモールスクールの良さとケンブリッジカリキュラムの良さを本校で実現できればと考えています。

編集部:ちなみに御校に入学するには、どのくらいの英語力が必要でしょうか?

エドワード校長:日本語母語の生徒は、さらに英語を伸ばす必要性がある生徒もいます。
その場合、読解力、スピーキングですとかすべてを強化する必要があります。

カリキュラムはすべて英語ですので、IGP(Intensive Growth Program、集中成長プログラム)に放課後やサマースクール中に入ってもらい、英語力を集中強化します。逆にいうと、英語力があればカリキュラムにきちんとついていくことができるでしょう。 

日本と異なり、ケンブリッジ国際カリキュラムは(年長からの)13年制です。9月初日の時点で5歳になっているタイミングで初等部はスタートします。

その時に一定の英語力があると望ましいですが、ゼロの場合は、IGPでしっかりサポートしますが、英語の脳のネットワークが出来るまではご家庭でも英語のメディアを積極的に見せる等のお願いをします。

進路について

編集部:今後、中高生は、IGCSEとAレベルを受験して進学していくのでしょうか?

エドワード校長:ケンブリッジの試験は、当校の生徒全員に当てはまるとは限りません。
その場合も学校として生徒の希望する進学先に合わせて柔軟に対応しています。

発表をする同校の生徒

例えば、ある高校生は、ケンブリッジの一部の試験と他の試験を並行して受けています。

ケンブリッジ国際認定校だから、ケンブリッジ国際試験しか生徒が選択できないのではなく、必要があれば、他の試験にも対応しながら生徒の進学先に対応しています。

学校として、試行錯誤しながら進路、試験の受け方も考えることができるのが当校の良さと思っております。

また大学入試もだいぶ変わりました。
例えば米国では、センター試験のようにSATやAPが主流でしたが、試験による合否を廃止するところも出てきています。 

大学によっては個々の生徒をしっかりと見ることに注力をし始めているところもあります。

生徒一人一人それぞれ違うため、一人一人の個性をしっかりとみたうえで大学合格を決める仕組みがアメリカの州立大学でも増えてきました。

STEAM教育にも強いMIST。

本校の生徒たちが卒業後、日本を含めどの国の大学に進学するのかを楽しみにしていますが、本学としては生徒にできる限りの選択肢を与えたい。

たくさんの選択肢があればその中で何を選びたいというのが生徒たち自身で決められます。

生徒が強みを強化でき、生徒たちそれぞれが情熱を持てることを見出すということが大事です。

そのためにも進学先を自分で比較し、選択肢、自分で決めていくことを大切にしたいと思っております。

編集部:御校の生徒自慢をお願いします笑。

エドワード校長:非常に興味深いですね笑。一例ですが、例えば、テレビや日本の最高級の劇場で活躍するタレンテッドの生徒がいたり、バイオリンとピアノにすごくたけている生徒もいます。

また、高校部にオーストラリア国籍の生徒がいるのですが、その生徒は、当校の授業を受けながらオンラインでオーストラリアの学校の授業も受けています。

その生徒たちは、卒業時に当校の卒業証書と、そのオーストラリアの学校の卒業証書も受けることになります。

新型コロナでは6月中旬まで、9時半から15時半まで毎日オンライン授業を行いましたが、それでも学習中、生徒たちがほかの生徒たちと対話があまりできなかった、フィジカルに一緒にいることができなかったのがすごく寂しかった、と話をしておりました。

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ieNEXT 編集部
International Education NEXT 編集部は、国際教育の最新情報とノウハウをインターナショナルスクールの運営経験などを通して社会に情報発信をしています。 英語教育、留学、オンライン教育など国際教育のすべてをリサーチし、記事にし、参加できるイベントにしています。