【学校分析】英国 名門 ハロウ安比校 開校計画

イギリスの名門ハロウ校のインターナショナルスクールが2022年岩手県安比高原に開校計画があります。

注目のハロウインターナショナルスクール安比ジャパン(以下、ハロウ安比校)のイベントがオンラインで開催されました。

編集部は、オンラインイベントと独自の取材からハロウ安比校の開校計画を分析してみました。

創立450周年でハロウ安比校が開校へ

注目は、イギリスのハロウ校が開校して450周年の記念として日本にハロウ安比校が開校が計画されていることです。

ハロウは、この25年間にバンコクを皮切りに上海、北京、香港でハロウインターナショナルスクールを開校し、2020年は、中国の重慶、深セン、南寧、海口にも開校しました。

2021年には中国の珠海にも開校。

そして、450周年の2022年に日本のハロウ安比校が開校を計画しています。

リゾート型のインターナショナルスクール

アジアで開校しているハロウ校のインターナショナルスクールは、都市型です。
450周年に開校するハロウ安比校は、11歳から18歳の子どもたちのために全寮制の学校として岩手県安比高原に開校を計画しています。

これまでの都市型キャンパスから自然環境に恵まれたリゾート型キャンパスです。

450周年として、日本の安比高原に開校を計画することにハロウ校の信念を感じます。

同時にハロウインターナショナルスクールがこれまで都市型でできなかった学びをハロウ安比校で取り組むことがローンチイベントでも明確になりました。

初代校長にマイケル・ファーリー氏が就任

ハロウインターナショナルスクールグループの顔であるマイケル・ファーリー氏が初代安比校校長に就任と公表されました。
ファーリー氏は、日本のブリティッシュスクール東京の校長、中東のインターナショナルスクール、タイのハロウインターナショナルスクールバンコクの校長も務めてきました。
▽ ハロウ安比校の初代校長に就任することが公表されました。
海外で校長を務め、その上で日本の文化、自然、その素晴らしさを知るファーリー氏は、日本の安比高原が持つ自然豊かな環境と最先端のICT教育を安比キャンパスに融合させる、と語ります。
アジアで他に類をみないスクールを創る。
ハロウ校、ファーリ氏のハロウ安比校の熱意を感じます。

ハロウ安比校の特徴とは?

開校計画で編集部が注目して、分析している学びです。
なお、開校計画段階の分析です。

1.イギリス式教育課程
イギリスの教育課程は、日本より1年早く始まります。
そのため1年生は、日本の年長が該当します。
ハロウ安比校もイギリスの教育課程を導入するため、11歳から18歳を対象としています。

2.中高の全寮制
在校生は、寮で生活する全寮制です。
全寮制のため学びや部活動、課外授業を自然環境を活かした授業を受けることができます。

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編集長 村田 学
International Education NEXT 創刊編集長。アメリカ生まれ、日本育ちの帰国生。「インターナショナルスクールは、平和の指数」と考えています。 紛争地域や独裁政権下では、外交をはじめ政治、経済などで外国人が家族で赴任することが少ないからです。 ちなみに編集長ですが、3歳でアメリカの幼稚園を2日半で退学になった「爆速!退学」経験者です。 元インターナショナルスクール経営者で、国際バカロレアの教員研修を修了。 日本初のインターナショナルスクール専門メディアの創刊編集長を務めた後、「次世代国際教育メディア」の International Education NEXT 創刊に伴い編集長に就任しました。 【取材協力】 国際教育評論家「まなぼん」としてTV、WEBメディア、ラジオなどにも出演し、新聞のインタビュー、雑誌などにも寄稿しています。 開校コンサルティング、経営再建など実務経験から活躍しています。