イーロン・マスクがAIの進化により外国語が必要ないと言ってもインターナショナルスクールが増える理由

人間関係の構築

技術がどんなに進歩しても、基本は人とコミニケーションによって人脈が信頼とともに築かれます。

新興国を含めインターナショナルスクールの増加は、学業だけではなく、人脈と学歴を作るのが目的です。

また、多様な友人とコミュニケーションし、幼小中高から人を信頼し、協力して一つのことを成し遂げ、様々なジレンマを抱えながら共同することは実社会に出ても必要です。

多様な人脈を作ることで、技術革新によって社会が大きく変化しても、変革を促す側の人脈を持ち続けている限り有利なポジションに立つことができます。

これまでの教育の歴史を振り返ると貴族や宗教家が学んでいた哲学、ラテン語と神学、数学から、医学、理工、文学など幅広い教育が学べる社会に広がっています。

日本では、大学進学率が60%を超えているように、教育は技術革新と社会の変化に合わせてコストダウンが起きています。

AIによる反復型学習のオートメーション化は、これまでの暗記型教育のコストダウンを進め、共同して問題解決志向型で物事を考えられる人材を育てていくニーズに変化していくと考えられます。

すなわち21世紀の教育には、AIによる技術進化により、新たに付加価値をつけることが必要となりました。

今後、暗記型教育はAIがゲーム感覚で子供たちに基礎知識を習得させていき、AIを含めた技術進化でインターナショナルスクールは、多様な価値観が混在した教育機関として多様なコミュニケーション能力が習得できる教育機関として存在を増していくでしょう。

直に多様な先生と触れ合い多様なノンバーバルコミニケーションを強化していくインターナショナルスクールは、さらに多様な生徒構成、教員構成が付加価値の源泉となりそうです。

1
2
3
編集長 村田 学
International Education NEXT 創刊編集長。アメリカ生まれ、日本育ちの帰国生。「インターナショナルスクールは、平和の指数」と考えています。 紛争地域や独裁政権下では、外交をはじめ政治、経済などで外国人が家族で赴任することが少ないからです。 ちなみに編集長ですが、3歳でアメリカの幼稚園を2日半で退学になった「爆速!退学」経験者です。 元インターナショナルスクール経営者で、国際バカロレアの教員研修を修了。 日本初のインターナショナルスクール専門メディアの創刊編集長を務めた後、「次世代国際教育メディア」の International Education NEXT 創刊に伴い編集長に就任しました。 【取材協力】 国際教育評論家「まなぼん」としてTV、WEBメディア、ラジオなどにも出演し、新聞のインタビュー、雑誌などにも寄稿しています。 開校コンサルティング、経営再建など実務経験から活躍しています。